la fréquence

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珍しく写真の話しでもしてみましょうか。笑

インデックスのヘッダー画像にも書いてある言葉
“there is a “Frequency” that only I can see.”
「わたしにしか見えない「周波数」があります。」

え?どういうこと?ってなりますよね
その言葉通りで私にだけ見える「周波数」があるのですよ。

音楽をやってたので喩えがそうなるのですけど
実際に音のない空間があったとして
普通なら誰の耳にも聞こえない「周波数」があって
それが聞こえてしまうんです。

ASD(自閉症スペクトラム障害)だからかもしれない
知らんけどw

ABOUTの所にも書いてるように
サムワールドのひとつは「音符」と「音符」の間の世界
ということが言えると思います。
音楽用語で「ブレイク」とも言います
※楽曲中に一瞬無音になる箇所を指し、繋ぎのポイントともなる

ポートレートを始めた頃、私の写真を見たほとんどの写真家に
「サムさんの写真には下心も動きもない。まるで音のない空間のようだ。」
そんな風に言われて自分でも「なるほどなぁ」と思ってました
それって何故なんだろう?と考えてみたことがあって

例えば、また音楽の話しを比喩にするんですけど
ポートレートの教科書があったとしてそれを楽譜とします

「楽譜どおりに撮れば良い写真、キレイ写真が撮れますよ」
「音符に従ってシャッターを切れば良い写真が撮れますよ」

そう言われたとして、私は「No!」なんです。
何故なら私には「絶対的感覚」を持っていて、それを信じているから
「だったら自信持てよ!」って今どこからか聞こえたような←

多分、他の人とは違う瞬間にシャッター切ってる気がする。
それが私にだけに見えてる絶好の「瞬間」でありシャッターチャンスで

頭で考えて撮ってなくて、心とレリーズがダイレクトに繋がっていて
心に響いた瞬間に瞬発的にシャッターを押す指が動いてるんだと思います。
それは写真家の人みんなそうかもしれないのですけど
その瞬間がおそらく他の人とは「ズレてる」気がしています

今年に入って、(個展に向けてってのもあるのですけど)
いま自分と向き合う時間を毎日作っていて、その課題は以下の2つ

①自分の「喜び」とは何か?
②自分に価値を見出し数えていくこと

自分がいったい何で喜ぶのか?喜びを感じることって何か?
こと細かく具体的に追究しています

自分の価値を数えるとは 
例えば短所も長所にしてしまうということ

短所を行動を変えて長所にするのではなく
ありのままの自分(短所と思い込んでた部分も含めて)
長所にしてしまって(考え方を変えるってことですね)
それ含めて数えていくという作業

そのひとつが今回の「周波数」の話しなんです。

前置きが長くなりましたけど(ぇ
写真の話しに戻しましょう!笑

ポートレート(被写体さん)を撮ってて
まるで別人を撮ってる感覚になる時があるんですね。
それを「憑依した瞬間」と呼んでいます

アイドルでも俳優さんでもこの表現使いますよね
わたしの場合、モデルさんに憑依してるのはもしかしたら
もうひとりの自分なのかもしれないし、
自分の内に共存する「女性」なのかもしれない。


写真に写ってるのはモデルのmiki.さん
この2枚とも「憑依した瞬間」なのだと思います。

このふたりでしか撮れないものってあって
どんな状態であっても撮れる確信があります
女優気質のモデルさんなのでそれもプラスしてますね。

それこそ、その瞬間こそ「喜び」を感じているなぁ~
これ書いてて今ひとつそれに気づきましたw

私にだけ見える「周波数」とは
わたしの目にだけ写る、被写体さんの内なる美しさ

なんだと思います。まる

また本題が短いwww
今日も最後まで読んでくださってありがとうございます!

2024年1月24日